毎週金曜日の訓練に「ホームページ作成」があります。その訓練は文字通り「ホームページをつくる」です。訓練生にしてみれば、「どうやってホームページの中身を作ればいいの?」という素朴な疑問。それはとても当たり前のことですよね?ならばと、本日はホームページをつくる作業をやめて、45分間、上野はひたすらしゃべり続けたのです。
こんにちは!職業指導員の上野です。ホームページをつくろうと思ったら、まず雑誌を持ってきなさい!と私は伝えます。ホームページは、雑誌の配置や写真、文字を参考にしてイメージするとつくり方が大きく変わります。今回は第1回目。「ホームページの見出しは、飾りじゃないのよ!ハハハーーーン!」と題して紹介します。この内容は、金曜日のホームページ作成の訓練で訓練生へ話をした内容をいくつか抜粋しています。
目次
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目を引く情報。価値のある情報。それは「見出し」
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朝の妄想あるある。ヘッドラインに気をとられ
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「見出し」の次に大事なのは、それに続く「文章」
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写真と動画は「見出し」と「文章」のアクセント
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まとめ
目を引く情報。価値のある情報。それは「見出し」
本来ホームページとは、「情報」を載せるものであり、検索する方たちは、その「情報」に価値があるかないかの判断を瞬時に行います。私が思うのに、検索する方たちが興味を引く「見出し」があるのか?それとも、ないのか?という判断をしていると感じます。
ここで出てくる「見出し」とは、なんでしょうか?見出しは、英語でHeadlineといいます。「ニュースヘッドライン」って聞いたことないですか?ニュース番組などで、ザックリとしたニュースを伝えたい時に使うものです。まさしく、それが「見出し」なんです。でも私たちは、読む時にはあんなに見出しを意識するのに……。書くとなると、見出しへの意識が薄くなるんです。不思議ですね……。
朝の妄想あるある。ヘッドラインに気をとられ
ホームページにある文字をすべて読む人はいないでしょう。少なくても私は読みません。なぜでしょうか?検索する方たちは、まず、「見出し」に価値があるのかないのかを判断するからです。ここで少し妄想してみてください。(笑)たとえば……。朝のニュース番組、ニュースヘッドラインをキャスターが1つづつ読みあげていきます。あなたは、朝食の準備をしながら台所で目玉焼きを焼いています。もちろん、テレビはつけていますが、観ていません。音声が聞こえるだけです。そんな中、気になるニュースの見出しが耳にはいった瞬間、あなたは、その手を止めてテレビに目を向けることないですか?私は、ほぼ毎日あるあるです……。
「見出し」の次に大事なのは、それに続く「文章」
ホームページをつくろうと思う時に陥りやすいこと。それは、写真や動画を先に載せたくなる症候群!これは、私も同じ経験をしました。写真をどんどん載せてしまうのです。これは、最近のSNSの影響もあると思います。しかし、実際は、写真や動画よりも「文字」が大事なんです。「見出し」は文字です。そして、その「見出し」の次に「文章」が続きます。つまり、見出しに興味を持った人が、その次にくる「文章」を読んで下さる!ありがたや~。なんです。まず、「見出し」に価値を求めて、その次に「文章」に価値を求めてきます。「見出し」だけが良くてもダメダメ!「文章」にも価値がある時に読み手は、「良い!」と判断してくれます。だから、「文字」が大事なんです。
写真と動画は「見出し」と「文章」のアクセント
それでは、写真や動画はいつ載せるの?と聞かれて、「今でしょ⁉」って言いたくなりますが(古)、写真や動画は、その「見出し」と「文章」から読み手がイメージしやすいものを選ぶことで、そこにアクセントがつき、読み手の想像を加速させます。妄想ではなく、想像です。「冷やし中華はじめました~」という内容の見出しと文章をつくったのに、写真は、アツアツのうどんと腕組みした頑固おやじの写真……。検索した人が見たいのは、おやじではなく、氷のイメージや食欲をそそるものであり、はじめたばかりの「冷やし中華」です。
まとめ
まとめると、ホームページ作成する時に大事なものは……。ズバリ‼「文字」です。「見出し」も文字ですし、「文章」も文字です。写真や動画は、その「見出し」と「文字」のアクセントであるべし。この方法を取り入れることで、作り方の見方が大きく変わると思います。
ホームページのつくり方がいまいち分からないという方は、ぜひ!この「文字」を大事にして、「見出し」をつける練習をすると、あなたの文章力の何かが変わるかもしれません。私は、これにチャレンジしています。がんばりますぅ!
次回は、この大事な「見出し」をつくるテクニックと練習方法を紹介したいと思います。