セルに入るものは、3つのみ
正しいコピペを知る前に知ってほしいことがあります。エクセルのセルの中に何が入るか?です。セルの中に入るものは、3つのみ。
- 「文字」例)山
- 「数値」例)123
- 「数式」例)=A1+A2
です。これ以外のものは入りません。文字は簡単ですね。文字や記号です。通常、計算できないものは、左揃え。計算できるものは、右揃えになります。よって文字は、左揃えになります。数値は、計算できるものなので、右揃えになります。
数値に少しでも文字が含まれると文字扱い
よくあるのが、数値に単位をつけた場合です。通常、100円と入力したくなりますが、エクセルでは、1つでも文字や記号が含まれると数値ではなく、文字扱いになり計算ができなくなります。そのため、計算する場合は、セルの書式の「表示形式」を使って計算できるようにします。
以上の画像だと、人参の単価は、文字扱いつまり「円」を入力したため計算ができなくなっています。一方、大根の単価は、300円と右によっており計算できる状態です。見た目は同じなのに…。そうです、表示形式を使っているかいないかの違いです。
数式は入力後に「答え」を表示
セルに入る3つのうち、数式だけ他と違うところがあります。
- 数式は必ず、=(イコール)から始まる。
- 入力後、その答えが表示される。例)=1+2 を入力すると表示は「3」になる。
- 数式の中にA1などのセル番地が含まれると相対参照する。
この違いを認識しておくだけでもエクセルを理解しやすくします。