完全に流行りに乗っかって…
いやいやWBCの日本の活躍にあやかりまして、大谷翔平さんも高校時代にやっていた目標達成ツール「マンダラート」、「マンダラチャート」をご紹介しようと思います。
以前にも訓練のなかで紹介したことがありましたが、大谷選手の実例の記載をモデルにできるのでとても分かりやすいし、興味を惹きやすいです。
マンダラートの手順
1.中心の大日如来の座す場所に、皆さんが設定したいゴール(夢)を書きます。
大谷選手の場合は、ドラフト1位で、8球団から指名されるというゴールです。8球団から指名されるというのは、人為では難しい部分もあるかもしれません。
2.残りの8マスにはそのゴール(夢)を実現させるために必要な要素を書く。
驚くべきは、高校生の大谷選手は、フィジカルな要素だけではなく、「運」や「人間性」という要素を大事なものとして扱っています。特に「運」は人為ではなく神為のレベルです。
3.同じように8つの要素を実現するためどのような要素が必要になるのかを、それぞれ別のチャートに転記してそのまわりにそれぞれ、また8つの必要な要素を書いていきます。
より具象化された要素を書いていきます。例えば大谷選手は、「運」に必要な要素として⇒①あいさつ②ゴミ拾い③部屋掃除④審判さんへの態度⑤本を読む⑥応援される人間になる⑦プラス思考⑧道具を大切に扱う。という具合に書いていきます。
なぜ効果的なのか?
われわれは、自分の立てた目標を達成したいと思うのが殆どの人の思いでしょう。
そして、大谷選手はそれを高いレベルで、実証しているのだからモデリングするのはよいことだと言えそうです。
私見で、「なぜ効果的なのか?」ということを考えてみたいと思います。
1.まずこういった表に書くことによって、視覚化(ヴィジュアライゼーション)でき、例えば壁に貼ったり、持ち歩くことによっていつでも視覚的にリマインドができること。
2.自分が過度に力を入れてしまうこと(好きなことや興味のあることにフォーカスしやすい)だけではなく1度書かれたものは、自分の普段気づきにくいことや、気が回らない項目に関しても、客観的に平等にみることができること。つまりすべての項目をバランスよくみることができること。
3.1度作成すれば、継続しやすいこと。
などが挙げられるかもしれません。
自分で工夫してみよう。
例えばエクセルやパワーポイント、ワードなど好きなアプリで、そして色なども自分のお好みで楽しんでできます。
項目が最大8×8で64個あるのですが、64個挙げるのが難しいのであれば、自分で簡易版のような例えば、十字架のようにして、中心(ゴール)の周り4つと、それぞれ4×4の16項目を考えてみてもいいかもしれません。本当に大事な具体的16項目に絞れるかもしれません。
おめでとうございます!!!