こんにちは!職業指導員の上野です。
通常のMSゴシックから別のフォントに変更して、行間がやたらと広がることありませんか?私は、メイリオが好きで愛用しています。しかし、行間が広がりすぎると間延びした文章になってしまいます。その時に今日ご案内する【行間調整】が役に立ちます。
段落の選択方法
行間調整は、段落書式です。そのため段落を選択しなければ、行間を狭くすることができません。では、段落の選択はどの様にしたらいいのでしょうか?
段落って何?
段落とは、話のかたまりです。無意識に押しているEnterキー。それが段落の終わりを表すキーです。改行キーなどと言われましたが、それは間違い。ワードでは、段落を区切るキーです。↩︎ こんな矢印を見たことないですか?そう。これが段落の終わりを示します。
1つの段落なら、カーソル置くだけ。
文章の中に、カーソルを置くだけ。それだけで、段落を選択したことになります。なので、わざわざ文章を選択する必要はないのです。
行間はフォントで違う
しっかり比較できるように文字サイズを10.5pt で統一
同じ文字サイズ 10.5pt なのに、行間の高さが違う。MSゴシックはいいとしても、メイリオの行間は、開き過ぎ。少し間が抜けた感じの文章に感じます…。これを、サッと狭くしてみましょう。
行間調整はたった3ステップ
①段落書式のダイアログボックスを開く
ホームタブの段落グループ右下のボタンを押します。すると段落書式を設定するダイアログボックスが表示されます。
②行間と間隔を調整
ダイアログボックスの中に【間隔】という項目があります。そこに【行間】と【間隔】があります。【行間】には【倍数】【間隔】には【数値】を入力します。
間隔に入れる数値は、1.2〜1.5が適当
③ここが行間調整のポイント
以上の方法だけでは、行間を狭くすることができません。ここが行間調整のキモです。
【1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる】のチェックを外す。
このチェックを外すことで、不思議なくらい行間がスッキリします。あとは、1.2〜1.5の間で調整してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?メイリオ以外にも広がるフォントは、存在します。時間の無い方は、③の【1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる】のチェックを外す。だけやってみましょう。これだけで、行間は狭くなります。